ニュースで作文
~目次~
作文タイトル:『「選べる」自由と、奪われた責任』|力だけの統治は反対!
導入
先週、私たちは「情報の偏り」に責任を持つべきだと学びました。今回のイランのニュースを読み、その責任を持てること自体が自由で幸せなのだと気づかされました。ではなぜ、イランはインターネットを規制しているのでしょうか。

「『ではなぜ?』という問いかけを入れたことで、読み手の『もっと知りたい!』という気持ちを上手に引き出せているね!
本論①
政府はデマから「国や国民を守りたい」と唱えています。しかしその裏には、情報を遮断して国内を統治しやすくする狙いが見えます。さらに彼らは「石油」という強力な武器で、他国を弱らせようと考えているようにも感じられます。

「相手の表向きの理由を認めつつ、その裏にある『統治のしやすさ』や『石油の武器化』まで見抜いた、鋭い解体!
本論②
こうした強い力の扱い方を間違えると、大きな争いの原因になりかねません。これはイラン政府に限ったことではなく、世界の他の国々にも全く同じことが言えます。

イラン一国の話で終わらせず、世界の他の国々にも共通する『力の危うさ』へと視野を大きく広げられたのが素晴らしいね。
結論
一週間考えましたが、明確な対案は浮かびませんでした。国々が力で張り合っている渦中では、ただ『対話』と唱えるだけではあまりにも無力だとも感じました。ただ私は、目の前の情報に偏りなく向き合い、自分にできることを考え続けたいです。

『対話だけでは無力』という現実を直視したからこそ、最後の『目の前の情報に偏りなく向き合う』という決意の誠実さが、心に深く刺さりました。
ニュースで作文を書くコツを解説
導入:問いかけ
役割:読者に「なぜ?」と考えさせて文章へ強烈に引き込む効果
- 前回の内容を認めつつ、問いかけで読者の興味を引き込もう!
本論①:「解体(リバース)」
役割:表の理由と裏の思惑を書き、論理に深みを
- 表向きの理由の裏にある「本当の狙い」を鋭く見抜こう!
本論②:ローバル(全体)への視点
役割:普遍的なテーマに視野を広げ、客観性を高める
- 一つのニュースを「世界全体に共通する問題」へ広げてみよう!
結論:リアリズム
役割:簡単に答えが出ない現実を直視
- もう一歩踏み込んで、悩み抜いた自分の誠実な決意を語ろう!
まとめ
今回の作文は、
あえて反対の立場に立って考え、出来ることを考えて見る。
そして、「対話」「平和」という大事だけれど、もう一歩踏み込んで考えた結果、明確な答えが出なかった
作文でした。
小学生「ニュース作文」チャレンジ
今回は【違和感】に注目してみましょう!
低学年
- チャレンジのヒント
お家の人にゲームやスマホを制限されたときの自分の気持ちや、「なぜお家の人はダメって言うんだろう?」という裏の理由を考えてみよう。
(序論)お母さんに、ゲームは一日に一時間までと言われました。時間を守るのは大切なことだけど、もっとやりたいなと思います。なぜお母さんは時間を決めるのでしょうか。
(本論)お母さんは、目が悪くならないように私を守るために言っているのだと思います。でも、本当はもっとお手伝いや勉強をしてほしいという狙いもあるのかもしれません。
(結論)時間を決めるのは私の体のためだと思います。これからは、時間を守りながら、ゲームも勉強も一生懸命やりたいです。
中学年
- チャレンジのヒント:
ニュースに出てくる「困っている人(国民)」と「ルールを作っている人(国)」の両方の気持ちを想像して並べてみよう。
(序論)イランでインターネットが使えなくなって、たくさんの人が困っているニュースを読みました。自由に情報が見られないのはとても不便なことだと思います。なぜ国はそんな厳しいルールを作るのでしょうか。
(本論①)国は、悪いデマが広がって社会が混乱するのを防ぎたいと言っています。しかし、本当は国民が政府に反対する意見をまとめにくくするために、情報を隠しているようにも見えます。
(本論②)このように、ルールを作る側が自分の都合だけで力を使いすぎると、みんなの自由がなくなってしまいます。これは学校のきまりや、身の回りのルールでも同じことが言えるかもしれません。
(結論)どうすればみんなが納得するルールになるか考えましたが、すぐには思いつきませんでした。ただ私は、決められたルールに従うだけでなく、「なぜこのルールがあるのか」を自分で考える癖をつけたいです。
高学年
- チャレンジのヒント:
ニュースに書かれていない「裏の思惑」や「他の力関係(お金や資源)」に注目して書いてみよう。
(序論)先週、私たちはネットの情報の偏りに気をつけるべきだと学びました。今回のイランのニュースを読み、自分で情報を選べる環境がいかに貴重であるかを実感しました。では、なぜ国家はわざわざネットを規制するのでしょうか。
(本論①)政府は安全のためだと主張しますが、その裏には国外のサービスを排除するデジタル鎖国の狙いがあります。また、石油という資源の強みを背景に、他国への経済的な対抗手段として情報遮断を用いているようにも見えます。
(本論②)このような巨大な力が誤って使われると、世界を巻き込む争いに発展しかねません。これは特定の国だけでなく、力を持つすべての組織や国家に当てはまる問題です。
(結論)この複雑な国際問題を解決する明確な対案は簡単には浮かびません。ただ対話を求めるだけでは現実の力関係の前には無力です。私は、まず世界の現実に目を向け、流されることなく自分で情報を判断する力を磨き続けたいです。
「一旦、認める」ってむずかしいですが、独りよがりにならない作文を書くにはもってこいですね!
保護者の方へ:ニュース作文チャレンジを促す声かけのコツ
インターネットの良さと怖さ、比べて見ない?
こんなお声掛けはどうでしょうか?
✏️おうちで、ここまでできたらOK
全部見つけなくても大丈夫。①〜③を少しずつチャレンジしてみましょう👌
ここまで考えられたら、もう立派なチャレンジです
上手に書けているかどうかより、
考えようとしていることが、いちばん大切です。
迷ったり、止まったりするのは、
ちゃんと考えている証拠です。
📮 書けたら、送ってみませんか?
三文だけでも、途中でもOKです。
立派にまとめなくて大丈夫。
「こう考えたんだな」が伝われば、それで十分です。
※点数や評価ではありません
※うまく書けていなくても大丈夫です
子どもの探究力を高める方法を、もっと一緒に考えてみたい方へ
無料体験では、作文を書く前に「何を考えるといいか」を、スタッフと一緒に整理します。
- どう声をかければいいのか分からない
- つい直しすぎてしまう
- もう少し深い考えまで引き出したい
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「どう書かせるか」ではなく、
「どう考えを広げるか」から始めます。
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作文は、考えをまとめ、表現する力を養います。
「どう書けばいい?」のと迷うことは考えている証拠です。
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こんにちは!さくさく先生です。
今週はハッチがイランのニュースを深く『解体』しました。世界を動かす力の複雑さを知ったハッチ。最後にたどり着いた、安易な綺麗事に逃げない誠実な結論に、先生は深く感動しました。