子どもの思考力は「違和感」から始まる
作文シリーズ④今週は、「なぜ、なに」
ニュースを読んで、子どもの思考力を育てるためには、どんな問いかけが必要でしょうか?
今回は一見『くだらない』と思える本音の問いの大切さを考えます。
訪日客、4000万人超す

2025年、訪日客が4260万人を超えたと、1月20日、金子恭之国土交通省大臣が発表。24年は3687万人だった。
はじめて4000万人を超え、消費量も16%増の9.5兆円。新型コロナウィルスが落ち着いたことに加え、円安が追い風に。
政府は、2030年に、6000万人の訪日客と15兆円の消費料を目標に掲げています。一方で、環境公害(オーバーツーリズム)が課題として残ります。
引用:朝日小学生新聞(2026.1.22付)
大切な視点
なぜ、日本は人気があるんだろう。人気が困りごとを作っていないか考えよう。
調べ学習
いきたい国ランキングベスト10/オーバーツーリズム
利根川の「サケ」がゼロに!?

鮭は、稚魚になると、オキアミ・ヨコエビのような動物プランクトンを求め海に旅立ちます。そして、3~5年後には産まれた川に戻ってきます。
利根川は冷たい水を好む鮭の限界領域ですが、以前は鮭がたくさん戻ってきていたそうです。年々増え、2013年に18,000匹と鮭の数がピークになり、その後は減少。2024年、ついに「ゼロ」になりました。
そこで、開発期間や研究所がチームを作りして、海流や海水温、エサなど様々なから、なぜ鮭がゼロになったのかを研究しました。
研究の結果、温暖化の影響で海流の変化が起きています。北から列島に沿って南下する、冷たくプランクトンが豊富な「親潮」が、南から北上する温かい「黒潮」の影響を受けて南下できません。
もしかすると、冷たい水を好むサケが、暖かい海でしんでしまってるのでは?ともかんがえました。しかし、20年分のデータでシミュレーションしてみると、利根川に戻るサケには影響がないことが分かりました。
一方で関係が見えたのは、親潮が運ぶ「動物プランクトン」が減っていて、十分に育っていないことに気づきました。北へ移動するときに食糧不足になっているそうです。
研究者らは、「海流が元に戻らない限り、サケが生きづらい環境が続き、利根川でサケが見れなくなってしまうかもしれない。人の生活の仕方がサケに大きな影響を及ぼしていることを知ってほしい」と語っています。
引用:朝日小学生新聞(2026.1.23付)
大切な視点
たくさんのデータを駆使してシミュレーションできる便利な時代になりました。一方で、便利化が進むほど、失われるものがあるかもしれないですね。
深掘り学習
「海流の特徴や種類」/「データを使ったシミュレーション」/「サケの生態」
子どもの思考力は「きれいじゃない問い」から育つ
問い①:「キャンセル」って、やさしい言葉?ずるい言葉?
問い②:研究のために動物と関わるのは、どこまでOK?
つむぎ種流「12の魔法」:「なぜ・なに」で書く
疑問が二つ出たときは、
問いに答える根拠を書こう
それが「なぜ・なに」の術です。
- 内容: 理由(なぜなら)と、記事にある具体的なデータ(根拠)をセットにします 。
- 効果: 「なるほど!」と誰もが納得する、力強い文章になります 。
- 例: 「理由は二つあります。まず記事にある通り、人口が……」
小学生の時事力は親子会話でも身につきます!
ぜひ、ご家族で時事についてコミュケーションをとってみてください😊
火曜日は作文をアップします!
✏️つむぎ種のような作文を一緒に考える楽しい体験
書く前に大切なこと、それは「意見を引き出す」ことです。
作文は、考えをまとめ、表現する力を養います。
「どう書けばいい?」のと迷うことは考えている証拠です。
つむぎ種が大切にしているのは、正解を教えることではなく、子どもの思考力が動き出す余地を作ることです。
無料体験で優しいスタッフとお話ししながら、「書く」前に一緒に余地を作ってみませんか?






